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絵の「タッチ」ってどういう意味?

美術館

美術通の人に「この絵のタッチは〇〇で、△△だから・・・・」って言われて、え?そもそも、絵の「タッチ」ってどういう意味??って思ったことありませんか?

そこで、今回は、絵の「タッチ」とはどういう意味なのかについて書いていきます。

「タッチ」=筆触

タッチを日本語にすると、「筆触」になりますが、これでもまだピンと来ないですよね・・・
筆触とは、「絵画などで、筆さばきによってあらわれた明暗やリズム感」のことなんです。
つまり、筆で絵の具をキャンバスにのせることによって生まれた躍動感とも言えるでしょう。

タッチは、画家の感情や意図を感じられるものなんです。

例えば、手書きの文字でも似たようなことが言えると思います。
筆圧が強くて力強い文字からは「エネルギッシュ」「やる気がある」「怒っている」などの印象が得られ、
筆圧が弱くて力のない文字からは「弱々しい」「悲しい」「優しい」などの印象が得られると思います。

これと同様に、絵の「タッチ」もその力強さ・弱さで画家の感情がわかるのです。

印象派における「タッチ」

印象派については、「ルネサンスからピカソまでをめちゃめちゃ分かりやすくまとめてみた」で簡単に書いているので、興味のある方は是非みてみてください🙇‍♂️‍♀‍♀️

印象派は、「」にものすごく着目していました。
それまでは、パレットで色を混ぜ合わせてからキャンバスに塗るという方法が主流でした。
しかし、印象派の画家たちは、を絵画の中に捉えるために、「タッチ」で光を表現しようとしたのです。

では、印象派ではどのように「タッチ」を使って光を表現しているのでしょうか?
実際の絵画をみてみましょう〜

モネ「睡蓮」

これは、ニューヨークのMoMAで展示されているモネの「睡蓮」
タッチが柔らかく、きらめく水面のゆらぎを表現しています。

モネ「睡蓮」

ルノワール「ピアノに寄る少女たち」

これは、ニューヨークメトロポリタン美術館に展示されているルノワールの作品。
ルノワールはモネと同様に、印象派を代表する画家の1人です。

この絵でも、柔らかなタッチにより、少女たちの髪の艶めき、ドレスやカーテンの質感がうまく表現されています。

ルノワール「ピアノに寄る少女たち」

このように絵のタッチは画家たちの思いを表現しており、絵画そのものが与える印象を形作るもっとも重要な要素の1つだと言えます。

今回は、絵の「タッチ」について書きました。
次回もお楽しみに〜👋

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